【こども哲学塾】小川仁志著 を読んでまとめてみた
人間は「感情」があるから悲しくなる
高度な感情がある動物は他にいない
喜んだり悲しんだり怒ることは素晴らしいこと。
・心と体のバランスが崩れると自分のことが嫌になる。
体を大事にしないと心の病気になる
・人がウソをつく訳
人間は考える賢い生き物だからウソをつく。
正直に言うことが人を傷つけることになるとしたら優しいウソ
は許される。
ウソをつくべきかどうか判断するのにも考えることが求められる。
・勉強するわけ
算数・・・例えばパイロットは速さとか高さとかいろんな計算
が必要とされる。
理科・・・極端に言うと、火を消すとき水をかけるか油をかける
か判断する。
道徳、保健・・・何が正しいか、間違っているかを自分で考えること
・「経験」のメリット
①初めての時より早く、うまくできる。
②応用できる
人間の知識は経験して初めて得られる。学校というのは社会に出るために
いろんな経験をするところ。
人間の本質は何でも工夫するところにある
・好きな人、嫌いな人の違い
その人と一緒にいたいと思うから好きになる
その人と一緒にいたくないと思うから嫌いになる
人間はそもそも他人がいることで初めて自分というものがわかる
周りの人とどこが違うかがわかってはじめて自分がどういう人間かわかる
・友達とのちょうどいい距離
相手を”尊重”していれば自然とちょうどいい距離がわかる。
”尊重”とは相手を気遣う事。
・哲学というのは考えること。
死ぬことの意味、生きることの意味をじっくり考える。
哲学することは死ぬ準備をすることでもある。
いつか死ぬと考えるから人は生きていることに感謝し一所懸命に生きる。
どうせ死ぬのに生きるのではなく、生きるために死がある。
・哲学することで「善く生きる」ことができる。
善く生きるとは ⇒ 悔いのないように生きる。
人にやさしくする、正直に生きるなど
善く生きるためには ⇒ よく考えること
”哲学する”とは、「どうしてそう思うのか?」という言葉を繰り返す。
了